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『小説宝石』&『特選小説』

島嶼部なうえ連休もからみ、2冊とも今日届く。たぶん発売日は21日? もう書店に並んでいると思います。

『小説宝石』には、連作「那覇の熱い夜」の第3回、「目隠しの奥」が掲載されています。真夏の夜とSMがテーマ。これ書いたときはまだそれほどでもなかったんですが、真夏の沖縄、本気で暑いです。仕事部屋からトイレに行くだけで吐きそうになる暑さです。暑いところで変態性欲は育まれないというのが僕の持論なのですが、まあ、ちょっとそれに逆らって。沖縄にも立派な変態性欲者がいることが徐々にわかってきたのもあり、ちょっとそういうのを反映させてみました。

『特選小説』には、小説は掲載されていません。が、田拝聡一郎氏の「官能小説青春録」で大きく取りあげられています。まあ、絶賛の嵐なので噛みつくのはやめておきますが、この連載ももうすぐ終わってしまうのか……。

文章中で取りあげられている「肉の海」という短編は、『歯止めのきかぬ夜が来る』という個人短編集に収まっています。

http://ur0.work/EwDy

現在、Kindle Unlimited なら無料で読めるみたいですね。すごい。「肉の海」以外にも、「捨て駒の恋」や「ストリップ・ティアーズ」など、思い出深い作品が多々収められているので、ぜひ読んでみてください。

「肉の海」は、AIに小説の構造を分析させても絶対に「興奮する」という答えは出てこないだろう――と田拝氏は書いておりますが、そんなポンコツAI捨てちまえ、と思ったり思わなかったり(甘噛みね、甘噛み)。

男が女に興奮するポイントは、ルックスでも年齢でも体のパーツでもなく、劣情を誘う社会的地位でも特定の職業でもセクシーな衣装でもなく、いや、そういうエッセンスを含みながらも、おそらく物語ですらない。AIはそんなことくらいわかってますよ。セックスができなくて残念だろうなあ、AI。

カテゴリー: [日記] - 17:22:54

ページ管理者:草凪 優
イラスト:小玉 英章