トップページ日記2019-03-10 > 「ストロングゼロ、高清水、乾燥ホヤ」

「ストロングゼロ、高清水、乾燥ホヤ」

新幹線の三種の神器と言えばこいつに決まっていると、沢里裕二『ホテル満開楼』(徳間文庫)のあとがきを読んで思う。むろん、東北新幹線限定だが。崎陽軒のシュウマイにビールなんて合わせたら、口臭が気になってチュウできないぜ。

俺は旅行は手ぶらと決めている。那覇から羽田に行くときでも煙草と財布とスマホをポケットに突っこんでいくくらいだ(キャバクラ嬢には薔薇の花束を持っていくが現地調達)。新幹線に乗るときは、それにストロングゼロ・ロング缶が加わる。ARB「さらば相棒」を口ずさみながら東京ステーションを出発し、適度に喉が潤ってきたところで車内販売が来るから、高清水と乾燥ホヤを買う。高清水をつまみにストロングゼロを飲み、ホヤをあてに高清水を飲る。東北新幹線ローターエンジン、最強の三角関係のできあがりだ。

関東を過ぎるころには、「テキーラ・塩・ライム」の三角関係に浸っているボンクラ・メキシカンよりも、俺は泥酔している。酒×酒×塩分だからな。醤油を入れる金魚ボトルにヘロを忍ばせているジャンキーは本当にダメだと思う。俺はそいつに小豆島の醤油を入れ、輪ゴムにつけて噛んでつまみにしている。山谷のアル中に教わった必殺技だ。でも、乾燥ホヤはそれ以上にクールと言っていい。ビバ東北新幹線!

じゃあ、エロ小説はいつ読むんだ? という話に当然なってきますが、もちろん、デリに電話したあと、ひとりきりのホテルの部屋で正座して読むんだよ!

カテゴリー: [日記] - 15:24:38

ページ管理者:草凪 優
イラスト:小玉 英章