トップページ日記2018-08-28 > そのダサさが耐えがたい

そのダサさが耐えがたい

エロさとダサさは親和性が高い。そもそもパンツを脱いでやることなんだから、ダサい部分が大いにあってしかるべきなんだが、そこをなんとかもうちょっとカッコよくする努力をしていかないと、官能小説に未来はないと思う。

それでは「カッコよさ」とはなにか? にわかには答えられない難問だが、新鮮さや時代性やスピード感や、まあ軽妙洒脱って言ってもいいけど、とりあえず綺羅光が登場したときは団鬼六よりカッコよく見えたし、千草忠夫と由起かほる、牧村僚と櫻木充でも同じことが言えると思う。それは先行する作家が悪いわけじゃなくて、流行とは洗練を求めるものだからだ(もちろんカウンターもある。村西とおる的な)。

だから俺なんかも、官能小説をもうちょっとカッコよくすべく微力ながら日々コツコツと精進しているわけですが……ヌーベル官能小説……しみじみダサくて泣けてくる。どうせゴダールとビュトールの区別もつかないノータリンの発想だろうけど、とろけるチーズとケチャップを入れて「イタリアンもんじゃ」と言い張ってる葛飾区の駄菓子屋レベルにダサい。それで悪けりゃ、「カッコいいことはなんてカッコ悪いんだろう」を履き違えているサンボマスター並みのセンスだ。

まあ、エロ小説なんてその程度で充分だと思われてるんだろうな……哀しいですけどね……。

カテゴリー: [日記] - 01:40:45

ページ管理者:草凪 優
イラスト:小玉 英章