トップページ日記2017-11-05 > 激マズの世界

激マズの世界

知人が来沖。ひさしぶりに食べた沖縄料理が旨かった。最近はあんまり食べないもので。帰りにひとりで食べたラーメンは激マズだったが、これは計算通り。激マズラーメンの描写の研究のために寄ったからである。見た目は普通で、具材は悪くないのに、ひと口で箸を置きたくなった。スープの味が的外れな気がするのだが、俺はそういうふうに書けなかった。激マズの世界も奥が深い。

そういえば以前、「ラーメンなんて料理じゃない」と言ってるバーテンダーがいて(スープを仕込むとかのことじゃなくて、客に出す作業のこと)、要するに、決められた量のタレやスープを計って丼に入れ、決められた時間茹でた麺をそこに投入し、決められた種類の具材を載せるだけだから……というわけだが、もちろん、そいつのつくるカクテルはとっても残念な味だった。計って混ぜれば誰でも同じ味が出せるかと言えば、そんなことあるわけがない。

計って混ぜるどころか、注ぐだけの生ビールだって、店によってずいぶんと味が違う。サーバーの掃除が丁寧に行き届いている店は旨い。掃除と料理は違うのだろうか? でも、あきらかに味が違うのだから、もはや料理の一環の気がする。問題は愛情とかこだわりだと思うし、それを生むのは経験なのであろう。本当に旨いラーメンを食ったことあるとか、旨い生ビールを飲んだことがあるとか……。

カテゴリー: [日記] - 09:47:25

ページ管理者:草凪 優
イラスト:小玉 英章