トップページ日記2015-08-14 > コアレス

コアレス

その存在は知っていたが、たまたま手にして初めて買った芯のないトイレットペーパー。
すごい、すごい、と興奮して帰宅。トイレットペーパーの芯って、いつまでもトイレに置かれてたりしてホント邪魔だよな。すべてのトイレットペーパーメーカーはなんですべての商品をコアレスにしないんだ、職務怠慢じゃないか……と思っていたら。

ホルダーにセットしてみたところ、回転の仕方が変。というか、引っかかってカラカラと気持ちよくまわらない。なんかすごいどんよりした気分になった。こういう理由で人気がないのか……(うちのホルダーとの相性もあると思うが)。

話はコロッと変わりますが、初のハードカバー作品『黒闇』の装幀が完成に近づいておりまして、デザイナーがやたらと凝り性なのもあって、報告を聞くのがいちいち楽しい。乞うご期待なわけですが、そういや昔の本ってやたらと凝ってたものがあったよなーと思う。特に翻訳書。あんまり売れそうもないマニアックなやつに限って、凝りに凝っていたというか。

引っ越しばっかりしてるので蔵書なんてほとんどない状態ですが、目に入るところにあったので、たとえばバタイユの『エロティシズム』。まずは箱ですよ。箱にパラフィン紙がかかってますよ。で、透明なヴィニールのカバーがあって、表紙が黒いクロスで、金と銀の箔押しが別々に入ってる。すべてが特別仕様。まあ、全集っていうのもあるんですけどね。

やたらと金がかかってそうで、いくら単価が高くたって(本体2800円)採算とれるのかな、今度二見の知りあいに訊いてみようと思いつつ奥付を見たら……27刷! そんなに売れてるのかと絶句(94年発行でそれなので、いまはもっと版を重ねてるはず)。ブードゥー教の人が頭にニワトリの血をかけられてたりする、気持ちの悪い写真満載のこの本が。翻訳が澁澤龍彦だから? いや、なにかの間違いだろうと『呪われた部分』もチェック。17刷。言葉を失う。日本っていい国だなって思った。

カテゴリー: [日記] - 05:30:37

ページ管理者:草凪 優
イラスト:小玉 英章