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2013、東京、大雪

雪にも負けず上京し、各版元さんと打ち合わせ。

2013年の方針が固まる。

なんだかようやく新年明けましておめでとうございますという気分。

ゴールデン街から並木通り、さらには五反田。そして、音羽、一ツ橋、半蔵門、新宿二丁目、神保町、と各社をまわりながら思ったのは、変化の兆しですね。

僕はポルノのプロパーとして小説家のキャリアを始めてますから、ほとんど一般官能しか書かなくなったいまでも、ポルノの王道を意識していたし、ジャンルを守ろうという気概もあったつもりです。でも、古き良きポルノグラフィや官能小説は、いよいよデッドロックに乗りあげてしまうかもしれない。

紙の本と電子書籍がクロスする状況の中、先行きはどこまでも不透明で、生き残っていくことが非常に困難な時代が到来したなという実感を、生々しく抱かずにはいれらませんでした。

東京滞在のラストは浅草観音裏(というか日本堤)の馴染みの居酒屋で、真っ昼間からガンガン飲んでいたわけですが(主にご一緒した編集者氏が・笑)、その店は目新しいものはなにもないし、むしろ昔懐かしいメニューばかりなのに、なにを頼んでも抜群に美味くて、新鮮な感動がある。

そういう店は浅草でも残り少なくなってきたし、もはや絶滅するしかない運命なのかもしれない、とやはり思ってしまいました。上京したらかならず行ってしまうのは、絶滅の予感がそうさせるのでしょうね、きっと。

那覇に戻ると唄三線に島酒が待ってます。まさに10年1日のごとし。そんなところに住んでるから、変化に敏感になってしまうのでしょうか。そうだといいんですけどね。

カテゴリー: [日記] - 13:33:46

ページ管理者:草凪 優
イラスト:小玉 英章