『からっぽの恋』（コスミック文庫）今週発売

なんかすごいタイトルですが、けっこう気に入ってます。からっぽの世界、ジャックス、僕●●になっちゃった～という連想がすぐに浮かぶ僕は、ホント頭がからっぽだと思います。ジャックスならマリアンヌがいちばん好き。昔好きだったラブジェネレーションはいま聴くとつらいです。

コスミックさんから今年２冊目の短編集。ありがとうございます。

http://honto.jp/netstore/pd-book_25255278.html

「女と男と濡れた靴」とか、「鏡の中のけだもの」とか、思い出深い作品も入ってるのですが、今回の目玉はなんといってもいまはなき（？）『悦』に寄せた「悪所落ち」でしょうねー。そういえば、来月出るアンソロにも悪所を書いてますねー。悪所っていうのは、いわゆる●●●の間、一発屋のこと。沖縄でも最近は有名なところが２カ所ばかり潰されて、なくなりつつありますが、歴史の向こう側って感じがしますねー。

話はコロッと変わりますが、諸事情があってアンゲロプロス『霧の中の風景』をＤＶＤで観直そうとしたところ、なんかもう、全然観てられない。３０分でやめた。記憶の中では燦然と輝いているのに、なぜ？　という思いと、アンゲロプロスなんて観たくなった自分がちょっと新鮮でなんでもいいからポジティブなことがしたくなり、昨夜は夜食を食べずに寝た。今夜も続きを観よう。