トップページ日記2011-02-09 > 『ろくでなしの恋』(祥伝社文庫)

『ろくでなしの恋』(祥伝社文庫)

もうお読みいただけましたでしょうか?

祥伝社文庫での前作『どうしようもない恋の唄』が、官能文庫大賞をはじめ様々なところでお褒めいただき、また発売1年が経っても版を重ねていたりして、期待に応えようと思えば思うほど、なかなか書きだせなかった祥伝社文庫の新作です。

まあ、なんていうか、書き終わってしみじみ思ったのは、俺って社会から落後した人っていうのが本当に好きなんだなあ、ってことですね。はみ出して、あがいている人にシンパシーがある。もちろん、自分自身がある種の枠の中でしか生きられないから、そういうシンパシーもあるわけですが。

はみ出し者を主人公にした作品っていうのが、いまの時代に受け入れられやすいかっていうと、かならずしもそうでもないような気がしたりしますけれども。なんかもう70年代のニューシネマみたいで、時代に逆行してる感じのほうが強いですよね。ただまあ、『どうしようもない恋の唄』みたく地道に版を重ねられることもあるわけですから、頑張って書いていくしかないのでしょう。

そんなわけで、ひとつよろしくお願いいたします。

担当編集者さんの努力のおかげで装幀が超オシャレですが、中身はけっこう汗くさいです(笑)。

カテゴリー: [日記] - 02:46:46

ページ管理者:草凪 優
イラスト:小玉 英章