トップページ日記2009-02-19 > 『問題小説』3月号

『問題小説』3月号

「ストリップ・ティアーズ」という短編が載ります。前回に『問題小説』に登場した「肉の海」に引きつづきまして、官能小説家「僕」が語る私小説ふうエロです。テーマはタイトル通り、ストリップ。『見せてあげる』から3年くらい? あれが好きだったという奇特な方はもちろん、官能小説家の本音を知りたいという方もどうぞ。いよいよ切羽詰まって自己言及を始めてます(笑)。

「ちんこまんこ、ちんこまんこ、といくら書いても、僕の作品も僕自身も乾いていた」

「死んでも汚名を残すだけと言われている官能小説家を生業にしているのは、むろん金のためだ」

「書けば書くほど、煮えたぎるような欲望を体現できず、たとえば団鬼六氏の筆にあったような熱狂的なエネルギーをけっして獲得できないことだけが証明されていくようで、しみじみと絶望した」

すべてを時代のせいにする駄目エロ作家と、それでも時代に立ち向かうストリッパー・菜由香のラブ・アフェア……狂ってるな、もう。

週末には書店さんに並ぶみたいです。見かけたらチェックしてみてください。

カテゴリー: [日記] - 11:43:27

ページ管理者:草凪 優
イラスト:小玉 英章