トップページ日記2007-12-16 > 忘年会つづき

忘年会つづき

先週は飲み会が2本ありました。
水曜日は双葉社のミニ忘年会@池袋。
担当編集者K女史(なんかみなさんこの表記なので……)、週刊大衆のA氏(永田先生にも負けないくらい官能小説を読んでるすごい人)、そしてお久しぶり、我が心の師匠・牧村僚御大というメンバー。

牧村さん、調子が悪いという噂を聞いて心配していたのだが、顔色はまあまあ良さげでひと安心。でもいつもの毒舌は爆発せず、妙に表情が柔和だったり、そうえいば『小説NON』最新号に発表した新作短編「牛すき鍋定食」(傑作!)も、いつもに輪をかけて癒し系だったり。

う~~~むぅ、いちおう書きだしてみたものの、この会、みんな書けないことばっかりしゃべってるから、全然文字数が増えない(苦笑)。A氏と牧村さんは早めに帰り、K女史と12時過ぎまで飲む。「今度ナースと合コンするかもしれないんですよー」と自慢すると、「ナースはねー、遊んでるやつばっかりよー」と夢も希望もない助言を受けがっくり。

木曜日は祥伝社12月刊の打ち上げ@銀座。
黒沢美貴さんと担当編集者Mさん。プラスなぜか『特選小説』編集部トリオ。
黒沢さんとは1年ぶり。相変わらずお綺麗でなにより。拙著と同時刊行の『ヴァージン・マリア』は官能小説の粋に収まらない傑作で、黒沢さんが来るまでその話で盛りあがるも、本人を前にすると照れてしまってなかなか褒められず後悔。

しかし……『ヴァージン・マリア』は面白い。コミックタッチの軽妙さと仏デカダン文学的な雰囲気が奇妙にマッチしてて、他に例を見ないオリジナリティに溢れている(しいて挙げれば森園みるくの漫画を思いだした)。ひと言で言えばゴージャス、そしてパワフル。薔薇とか酒とか小道具の使い方が絶妙で、小説で表現するのはむつかしいかぐわしい匂いが行間から漂ってくる。あと、色彩の豊かさとか、勉強になるところばっかり。なんか自分の小説がモノクロの世界に思えましたね。たぶん売れるに違いないので、みなさん初版のうちに手に入れておきましょう。

で、そんな感想を伝え、北原童夢はなぜ澁澤龍彦の後継者を目指さなかったのか? みたいな高尚な話でもしようと思っていたのに、例によって1杯飲んだらどうでもよくなり馬鹿話に終始。けっこう盛りあがった気もするが、2次会に行く途中で2人減り、終電の時間で黒沢さんとMさんも帰り、『特選小説』の編集長は夜中に会社から呼びだされ、気がつけばひとり。いじけて店のソファで寝てたら、午前4時にホステスさんに起こされました。ふうっ。

そして明日は竹書房のミニ忘年会@新宿。原稿なんか進むわけないよ……。

カテゴリー: [日記] - 19:40:46

ページ管理者:草凪 優
イラスト:小玉 英章