トップページ日記2007-07-02 > 目指せ100万円!

目指せ100万円!

サンケイスポーツ主催『性ノンフィクション書き方講座』について、重要なことを書き忘れてました。
この講座、基本的には秋に公募が開始されるサンケイスポーツの『性ノンフィクション大賞』に応募される方に向けて、その書き方を指南するという趣旨なのでした。つまり、講座を受けて告白手記を書いて大金をつかもう、という企画なのです。

その時点でもう、僕なんかを講師して人選ミスだよなあ、と思わざるを得ないのですが……なにしろ僕は、告白手記なんて書いたことないですから。アマチュア時代から妄想派だし、そもそも告白するようなディープな体験なんてないんですよ。
(唯一例外は「作家が自身の性体験を告白する」と銘打たれたアンソロジー『秘めがたり』に掲載されている短編ですが……これも実体験そのままではなく、小説として書いています)

といっても、決まったことはしなければならず、するからにはお金を払って講義を聴きに来てくれる方の役に立ち、ぜひとも入賞できるような作品を書いていただきたい。
それで、僕ができる話ってなにかなあと日夜考えているわけですが、ここはひとつ、愚直に技術論を展開してみようかと思いあたりました。『性ノンフィクション大賞』の応募規定は400字詰め原稿用紙換算で25枚~35枚、小説でだいたい短編一本に相当します。

つまり、僕がいつも短編を書いているときの、主に技術的な方法論を開示すれば、皆さんのお役に立てるのではないかと思ったわけです。
技術論、と書くといかにもつまらなそうな感じがしますが、ちょっと待ってくださいね。この講座を受けに来る方は、書きたいモチーフ(告白文なら実体験)があるのに、それをどうやって文章化していいかわからない――そういうふうな人が多いのではないかと、僕は想像してみました。

ちょっと甘い考えかもしれないのですが、官能小説にもある種の方程式がありまして(僕だけの稚拙な方法論とも言えるのですが)、そこにネタを流しこめば、一丁あがりとまでは言えなくても、それなりに読めるものにはなるはずなんです。なので、その方程式、というかコツみたいなものを、当日はお話したいなあと考えています。

例えばこういう話です。書きたいネタがあったとして、いきなり1行目から書きだそうとしても、慣れないうちはそんなこと絶対にできません。登場人物が勝手に動きだすとか、あるわけがない。1行目を書く前に、プロだって万全の準備をしています。あるいは見通しを立てている。書く前に「あとは文章を書くだけ」という状態にもっていくことが、非常に重要なんだと思います。

う~~~ん、大丈夫だろうか……。僕自身、映画学校出身なので、シナリオの書き方についてはずいぶん読んだり聞いたりしてきました。役に立ったもの、そうではなかったもの、いろいろ知ってますから、それなりに解説できるはずなんですけど……問題は、生まれて初めて講義をするという緊張感にどこまで耐えられるかという点ですね。ご来場の皆々様は、くれぐれもやさしい眼で見てください。あんまり視線が冷たいと、休憩時間に一杯飲まなければならなくなるかもしれませんから(笑)。

講座の詳細については↓を参照ください。メールでも応募できるようになったみたいです。
http://www.ohayo-sanspo.net/i/kouza.htm

カテゴリー: [日記] - 00:49:40

ページ管理者:草凪 優
イラスト:小玉 英章