トップページ日記2007-06-09 > 性ノンフィクション書き方講座

性ノンフィクション書き方講座

そろそろ『夜の手習い』が書店に並びはじめてるころだと思います。
カヴァーイラストのとっても綺麗な本なので、見かけたらぜひ手にとってみてください。
官能小説にしては分厚い本ですが、そのぶんエネルギーがぎっしり詰ってます。
よろしくお願いします!

さて、昨日の夜はとある会合に参加してきました。
今度、サンケイスポーツが主催している「性ノンフィクション書き方講座」の講師を頼まれまして、その打ち合わせを兼ねた飲み会です。
この講座、毎年夏に行なわれていて、今年で第3回を迎えます。
僕も前2回はお金を払って受講したんですが、著名な先生がみずからの創作秘話を開陳してくれ、とても有意義な時間を過ごすことができました。

とはいえ、もちろん最初は、講師なんてガラじゃないです、と断りましたよ。
僕なんてまだデビューして3年目の駆けだしなうえ、人前で話をするのが大の苦手ですからね。人前じゃなくても人と話すのが苦手だから、会うときは大量の酒を必要としたりするわけですからね。そもそも、原稿がキュウキュウでよけいなことしいる暇なんてどこにもないわけですから。
しかし返ってきた答えは「これはオファーじゃなくて強制です」(泣)。

思えば、サンスポの方々にはいままで散々お世話になってまいりました。
まだ草凪優を名乗る前で仕事があんまりない時代、初めて新聞連載を書かせてくれたのはサンスポでした。「草凪優の性春ロマン」というコラムの場も与えてくれました。たくさん焼肉を食べさせてくれたし、韓国クラブに連れていってもらったし、「おはよう面」のライター有志が集まって韓国旅行に行くというツアーの末席に加えてもらったこともあるし(楽しかったあ!)、なにより『みせてあげる』という小説を書いたとき、取材対象の踊り子さんを紹介してもらった恩義は忘れることができません。
というわけで、強制されると逆らえず、最初で最後の講師の任を引き受けるに至ったわけです。

まだなにを話すか全然決めてないですが……まあ、どうせたいした話はできないでしょうけど……質問されればどんなことでも真面目に答えますよ!(あまりに他力本願……)

ひとつだけ断っておきますと、告白文の上手な書き方とか、ライターとして仕事をとる方法とか、プロになる早道とか、聞かれれば知ってる範囲で答えますけど、そういうことは「セックスに関する文章」を書くうえでは二次的なことだと思います。

僕はたとえ仕事のオファーがゼロになり、あらゆる新聞雑誌が投稿への道を閉ざしたとしても書きますからね。なぜかっていうと「セックスに関する文章」を書くとオナニーが気持ちよくなるからです。阿呆みたいな話ですが本当です。おとなのおもちゃ屋でオナニーグッズを大量に買いそろえるより、頭をひねってエロ話を10枚書いた方がまず間違いなく気持ちのいいオナニーができるはずだと僕は信じてやみません。書いたものを読んで(読みながら)オナニーするっていうんじゃないんですよ。エロいシーンを思い浮かべて、それを文字に定着していく行程のなかに性欲を刺激するなにかが潜んでいると言いたいわけです。とくに男は頭で興奮する生き物だし。
ただ、そうやって書かれたものが他人が読むに耐えるものであるかどうかは、また別問題なわけですが……。
話が長くなりそうなので、続きはまた。
以下、告知です。

【性ノンフィクション書き方講座】
○受講資格:18歳以上
○開講日と講師:7月7日=睦月影郎さん、14日=草凪優、21日=鷹澤フブキさん、28日=館淳一さん(各土曜日)
 各回に評論家の永田守弘さんあるいは桑原茂一さんが、用語、テクニックを解説。
○時間:午後1時~午後4時
○会場:日本ジャーナリスト専門学校(豊島区高田馬場、JRなど高田馬場駅下車、徒歩12分)
○参加費:1回5000円、4回通しだと1万5000円(当日持参)
○定員:50人(先着)
○申し込み:はがきに「性ノン講座参加」と受講希望日、住所、年齢、職業、電話番号を明記のうえ、
〒100-8693 東京中央郵便局私書箱1112号 おはよう面『性ノン講座』係まで。
電話(03-3275-8948)、FAX(03-3243-8492)でも受け付けます。

※近々、メールでも受け付けられるようになるようです。詳しくはサンスポおはよう面にて。
※※知りあいの方は草凪に直接申しこまれても大丈夫です。
※※※講義のあと近くの飲み屋で二次会(自由参加)が開催されます。睦月さんや館さんの隣で飲む、という官能小説ファンなら一度は思い描く夢のシチュエーションが実現できる可能性大。また、編集者の人とかもたぶんいるので売りこみができるかもしれません。しつこく売りこんで嫌われても知りませんけど(笑)。

カテゴリー: [日記] - 12:22:10

ページ管理者:草凪 優
イラスト:小玉 英章