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最新の日記

日記/2017-05-23

のらない

終日机に向かっているのに全然進まない。書いては消し書いては消しで、いい加減疲れてきた。気分転換に酒でも飲もうと思っても、最近飲みすぎてて調子が悪い。那覇には現在、ドリンク2杯+つまみ1品で500円という、モーニングサービスを出す立ち飲み屋がある。朝6時開店。ついに新世界もびっくりなアル中天国になってきた。あまり近づくのはやめようと思う。

外は延々と雨。南国の梅雨の湿気は尋常ではない。早くもスニーカーが黴びる。うちには4台の除湿器があり、それをフル稼働でまわしていても、まだ足りない。六畳間で4時間まわして、1リットルとか水が溜まるのである。

さて、発売中の特選小説に「覆面ソープの怪」最終回が掲載されています。永田先生のコーナーには、『良妻恋慕』の紹介も。いつもありがとうございます。

特選小説では来月から、また新連載が始まります。タイトルは「あやまちは夜にしか起こらないから」。乞うご期待。

我ながら元気ないな~。

カテゴリー: [日記] - 02:30:28

日記/2017-05-16

『僕とカノジョの密やかな30日』佐鳥小五(マドンナメイト文庫)

なぜか版元から献本が送られてきた。新人さんらしい。よほどの自信作なのだろうか。俺が人の作品の悪口しか言わないひどいやつだってことを知らないのだろうか。

ペンネームが小五って……と、嫌な予感を覚えながら読んでみると、意外にも爽やか。しかも文章が達者だ。ロリ小説の核心的な描写がずいぶん薄められているような気がするが、そのぶん読後感がいい。

まずモテない若者が公園で女の子を拾ってくるというアイデアに引きがある。

俺なら四十路のおばさんを拾ってくるけどな、と一瞬思ったが、そんなすれっからしの薄汚れた感性とは無縁の清らかさがあって、「すずのオマ×コ……とっても可愛いよ」という台詞に胸を打たれる。台詞がいいんじゃなくて、こういう台詞を成立させるために何百枚も費やすのが官能小説なわけだから、並みの書き手ではない。

こういう世界観っていいよね、2作目、3作目と続けていくうちに、もっと進化しそう、と思うのだが……。

うーん……。

褒めてばかりで終われないところがあるのも事実で、とにかく主人公のキャラが弱いよ。弱っちい男を描くことと、キャラが弱いのは別問題。テンション低すぎる。ヒロインの造形が悪くないのに、イマイチ迫ってこないのはそのせい。

一人称に近い三人称を達者に使ってるけど、タイトル通り思いきって一人称って手もあったのでは? あと中盤の三角がきっちり組めてない。ここがドラマチックに盛りあがれば、また別の印象になったかも。出だしとラストがいいだけに残念。

ということも含めて問題作。注目の新人であることは間違いない。あ、梅干しチャーハンはよかったです。

カテゴリー: [日記] - 07:16:24

ページ管理者:草凪 優
イラスト:小玉 英章